MOONのハモリを分析してみた

KAT-TUNが充電期間に入ってから1ヶ月半経ちました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

充電期間に入ったということは、テレビやラジオのお仕事はあるけれども新曲が増えないという事でもあります。でも!だからこそ!今!過去の楽曲をもう一度振り返って楽しむ時!と思いまして、ちょっとばかり気になっていたことを確かめてみました。

ずばりハモリなんですけども。

 

KAT-TUNは割とハモリが多いほうだと思います。6人の時には赤西くんがよくハモリをやっていましたし、赤西くんが抜けてからは田口くんがハモリパートを受け持つ機会が多かったように思います。

個人的にはずっと「MOON」という楽曲のハモリは別格に面白いと感じていました。ただ規則的にハモるだけじゃなく、とても厄介で小洒落たハモリなのです。

 

ハモリの説明の前に「MOON」の説明について少々。

「MOON」は2009年発売の「Break the Records –by you & for you-」というアルバム(通常盤のみ)に収録されている楽曲です。今年3月に発売されたベストアルバム「10Ks!」にもハイフンセレクト(ファン投票)で見事選ばれ収録されています。また、ネット上で行われたKAT-TUN楽曲大賞(非公式)では11位にランクイン。ヨッ!人気者!

この楽曲は和ロック×女性目線の歌詞で、これがまたKAT-TUNにとてもよく似合う。ライブでは2009年の「Break the Records」、2013年の「COWNT DOWN 2013 KAT-TUN」、2016年「10th Anniversary LIVE TOUR 10Ks!」にて披露されており、2013年のライブでは番傘と着物で歌っていたり、2016年のライブではマイクに女性物の着物を着せてパフォーマンスをしたりしておりました。2009年と2013年のライブはDVDになっておりますので、気になった方はぜひ周りのカツン担かCDショップまで。

 

 

さて、話を戻しますが、その「MOON」のハモリはKAT-TUN楽曲の中でも天下一品だと思っていたので、今回は前々からやってみたかったハモリの分析をしてみました。

以前音域の分析をやった時もそうでしたが、今回も変わらず耳コピですので間違い等あるかと思いますが、あたたか~~~~い目で見ていただければ幸いです。

あとワタクシPCで楽譜が書けなくて汚い手書き楽譜なのですが、どうかご容赦くださいませ…。(ちょっとチャレンジしたのですが、手書きで書いた方が数百倍速かった)

 

 

ハモリというものは大体、主メロと同じコード(和音)の中の別の音を重ねることが多いのです。コードがCで主メロが「ド」だったらハモリとして「ミ」を重ねるのが綺麗でわかりやすく、多く用いられるハモリ方です。

KAT-TUNの楽曲で言うとデビュー曲「Real Face」のサビが一番わかりやすいです。

「Real Face」サビの主メロとハモリを見てみると以下のようになります。

(ギリギリでいつも生きていたいから~Ah~ のところ)

※黒が主メロ、赤がハモリ

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主メロとハモリが同じ動きで進んでいくのが分かると思います。主メロにハモリが寄り添っているようなカタチです。「Real Face」の他にも「Will Be All Right」のサビ部分や「喜びの歌」のAメロBメロなども上記と同じハモリ方です。

 

では「MOON」だとどうなるか。

「MOON」の中でも特にハモリが面白いのがBメロからサビ終わりまでなので、今回はここを抜き出してみました。1番の歌詞でいうと「浅き夢 覚めないで」から「SO PLEASE」までです。

その主メロだけのものがこちら。

(2段目の最後の拍からがサビ)

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そして同じ部分のハモリだけがこちら。

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主メロ+ハモリを合わせた楽譜がこちら。

※黒が主メロ、赤がハモリ

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全然寄り添ってない!!!!!! 

主メロとハモリの動きが全然違うし、交わりまくっているっ…!!!という事がお分かりになると思います。もはやハモリではなく主メロ2本といった感じ。どちらのメロディーだけ歌っても成立するような音の動きになっています。

上記にも書いたように、普通は同じ和音上の音を重ねていくのですが、この場合は音がぶつかったり同じ進行方向ではなかったり、突然同じ音になったりします。更にはずっと下ハモかと思いきや、途中(4段目)から主メロより上に行ったりするんです。ややこしい!小難しい!一筋縄ではいかない!カツンを音にした様なハモリだ!!(?)

先ほど「どちらのメロディーだけでも成立するような音の動き」と書きましたが、でもどちらかだけになると物足りないんですよ。一度このハモリを聞いてしまったら中毒になってしまうのです。

 

6人の時に誰がどちらのパートを歌っていたのか分かりませんが、CDの声を聞く限りでは亀梨くんが主メロ(黒)赤西くんがハモリ(赤)という事はわかりました。他の4人がどちらを歌っていたかが分からないのでめちゃくちゃ気になる…どなたか知っていましたら教えてください。

ただ、少年倶楽部プレミアムのプレミアムショーで4人で披露した時にも、10Ks!のライブで3人で披露した時にも、あのハモリ感が薄かったように感じたので、もしかしたら赤西くんが一人であのハモリを歌っていた可能性もあるなと思っています。

でも個人的にはこの主メロ2本のようなハモリがカッコよくて大好きなので、もしまた披露する機会があるのであれば、上田くんか中丸くんにぜひガッツリ歌ってほしいところです。

 

こんな小難しい曲を7年前にすでに歌いこなせていたKAT-TUN本当にすごい。充電完了後も「MOON」みたいな聞いているだけでワクワクするような楽曲を歌っていってほしいなと思ってます。

 

KAT-TUNと私(赤西担)の10年間。

4/29・30・5/1とKAT-TUN LIVE TOUR 10Ks! in 東京ドームに行って参りました。

KAT-TUNの10周年ライブ「10ks!」、すこぶる楽しかった!!!!!!

 

KAT-TUNもファンも10年間よく頑張った。私はファンとして勝手についてきただけなんだけど、それでも、いろんな思いをした。楽しい思いも、悲しい思いも、いろいろ。ファンなんだからいつだってこの船を降りれる。乗り続けなきゃいけない義務なんて全く無い。だけど現在までKAT-TUNのファンを辞められなかったのは、ほんの少しの申し訳なさと、いつでもKAT-TUNKAT-TUNで居てくれたそのカッコ良さにあったと思う。

 

私がKAT-TUNを好きになったのは2006年。KAT-TUNがちょうどデビューする頃だった。当時赤西くんにハマっていた友人に海賊帆のムラサキの動画をひたすら見せられ、赤西くんの情報を聞いても無いのに教えてくれ、そしてハマった。ちょろい。サブリミナル効果って本当にあるのな、って思った。

明確にハマった月日は覚えてはいないが、デビューの頃だったので様々な歌番組でReal Faceを歌う彼らや、水族館でNEVER AGAINを歌う謎演出や、24時間テレビの司会が決まって武道館をバックに歌う彼らを見たのはよく覚えている。最初は赤西くんにしか興味がなかった私も、見れば見るほど、知れば知るほど、6人全員を好きになっていったので、この露出が多い時期に好きになれたのは本当にありがたかった。

 

その後、赤西くん留学。そして復帰。そして脱退。

 

一行でまとめてしまったけど、この一行の期間が私にとってはカツンヲタ人生の中で一番濃かった。

留学した時は寂しくて寂しくて仕方なかった。好きになりたてだったからというのもあったと思う。この留学の時の半年が今までの人生の中で一番長く感じた半年だった。それでも赤西くんの居場所を無くさないように「期間限定5人組です」って言ってくれてた5人がありがたくて、KAT-TUNを応援し続けた。

復帰の記者会見の時は学校からダッシュで帰ってWSを見て、「ああ、6人いる」って思って嬉しすぎて泣いた。私が赤西くんを好きだと知らない男友達に「WS見たけど赤西ってあんまり英語しゃべれてなかったよね?」と言われて、でもその当時ジャニヲタを隠して生きてたから「英語がしゃべれないんじゃない、凄まじい緊張の所為なんだよあの脇汗見ろよジャケットなのにあの脇汗だぞアァン?!」と心の中でだけ言い返して、全力の肩パンチをお見舞いした。理不尽すぎる。ごめんね。

 

そして私にとっての初めてのカツンコンは2007年のツアー「cartoon KAT-TUN Ⅱ you」の最終日東京ドームだった。赤西くん復帰直後(しかも途中参加)のツアー。

初めてのコンサートでは「本当に存在するんだ…え、動いてる…、あっ無理かっこいい…」ってなったのを今でも覚えてる。登場シーンからカッコ良さの極みだったし、彼らがトロッコに乗って手を振ると、その目線の先に居る何百人という人達が手を振り返して声援を送る。衝撃だった。大興奮だった。この場に居れたことに感謝しかねぇ!と、申し込みの手続きをしてくれた友人に何度もありがとうって言った。

 

そうやってずっと熱量高く、純粋に好きと言う気持ち一つでKAT-TUNというグループを応援していた様に思う。

赤西くんが脱退するまでは。

 

2010年の春、赤西くんがKAT-TUNから離れて一人でアメリカでライブをすることになった。2way。カッコつけて英語で言ってんじゃねぇよと腹が立った。KAT-TUNのツアーの方が先に決まってたと聞いて何でだよって思った。KAT-TUNを大事に出来ないなら個人仕事なんかやめちまえ、くらいに思ってた。

ネット上では「もう赤西は帰ってこれないだろう」とか「KAT-TUNは解散だろう」とかたくさん言われてたけど、その頃の私は彼らの発信した「脱退・解散は無い」って言葉だけをどうにか糧にして応援してた。また帰ってきてほしいと縋るような思いで。

 

でも赤西くんはKAT-TUNに帰ってこなかったんだなー。

どんだけ願っても帰ってこなかった。おかえりって言わせてくれなかった赤西くんに物凄く大きな悲しい気持ちを抱いた。

KAT-TUNには大きい事、小さい事、いろいろ迷惑をかけました」

「ごめん、ありがとう、そして楽しかった。」

そう言って赤西くんは一人で次の場所へ行ってしまったのだ。

 

その頃KAT-TUNはちょうど「KAT-TUN -NO MORE PAIN- WORLD TOUR 2010」の真っただ中だったし、同じ頃に上田君はソロコンもやっていた。私はどっちにも参戦した。カツンコンに関しては初めて遠征もした。「赤西くんが居ないのに行くの?」とたくさん言われたけど「行くよ。私はKAT-TUNが好きだから。」と即答だった。 

でもその好きな気持ちと同じくらい、勝手にKAT-TUNに対する申し訳なさをいっぱい抱えてた。

自分が担当にしている赤西くんがKAT-TUNにたくさん迷惑をかけたのだ。5人の事も赤西くんと同じくらい大好きな私としては何とも言い表せない複雑な気持ちだった。ひたすら5人に対して申し訳ないと思ってた気がする。「どの立場でモノ言ってるの?」と聞かれても「ただのファンです」としか言いようがないのだけれど、ずっとそんな気持ちがあった。

そしてその頃発売された雑誌で中丸くんがこれまでのKAT-TUNについて「疲れた。次々予期せぬ事態が起きたから。」と語ったことがあった。あの中丸に「疲れた」と言わせたのだ。その全てが赤西くんの事とは限らない。明記はされてない。でも私はどうしたってその全てを赤西くんの事と思わずにはいられなかった。 

そんな事もあり、赤西くんが抜けてからは「5人が好きだから」と言う気持ちと、「申し訳ないから」という2つの気持ちを両脇に抱えながら応援し始めた。

 

そして聖が脱退した。

 

CHAINコン楽しかったのに…ずっとKAT-TUNでいると言ってくれたのに…。むちゃくちゃショックだった。そして悲しみより怒りだった。「再三の注意があったのにもかかわらず?」「自分がやりたい事をKAT-TUNより優先させた結果…?」きっと、どうにか出来たことだったのに、どうにも出来ない状態になってしまったのだ。悔しかった。

FCメールが届いたあの日、リーガルハイの放送日だった。どんなテンションで見ればいいのか分からず、面白かったけど泣きながら見てた記憶がある。正直頭を鈍器で殴られた様な衝撃だったからその時の感情はあんまり覚えてない。

 

 KAT-TUNが4人になった。

 

この頃からKAT-TUNの快進撃が始まったように思う。初めての単独カウントダウンコンサート。そしてバラエティーにも積極的に出演し、レギュラー番組もグループとして2つ持った。それも「タメ旅」と「少年倶楽部プレミアム」という最強の布陣。いろんなKAT-TUNが見れた。今までコンサートのMCでしか見れなかった様なワチャワチャしたKAT-TUNが毎週見れる!(タメ旅)、コンサートの様な高いクオリティーの歌とダンスが月一で見れる!(少プレ)、自分の好きなグループがこんなに恵まれてるなんて!!

純粋に楽しかった。初の単独カウコンやカムヒアで遠征もしたし、グループのレギュラー番組はもちろん、個人のお仕事も出来る限りチェックした。一人ひとりに着目する時間が長くなったからもっとKAT-TUNが好きになった。そのお蔭でKAT-TUNを応援するにあたって、今まで自分が勝手に抱いていた「申し訳ない」という気持ちがググっと減った。それを減らしてくれたのは、時間もあるけど、何よりここまで来てくれたKAT-TUNの頑張りだ。申し訳なさを抱かれながら応援されても、嬉しくないだろうなぁ彼らは。ってこの頃やっと思えるようになった。

 

田口くんが脱退することになった。

 

ここ数年で一番目に見えて成長していたのは田口くんだったように思う。歌を歌えばハモリが得意で音程は抜群に安定していたし、表現力がとても豊かだった。ダンスを踊ればダイナミックさとしなやかさと繊細さを供え持ち、息を吸うように踊る姿はみんなを虜にした。一人でラジオ番組を担当し、MC力もバラエティー力も高まっていた。個人的には「これから」が一番楽しみな人だった。

最後の最後まで田口くんは笑顔でKAT-TUNを全うしてくれた。さすがエイトの横山くんやすばるくんに「田口が一番KAT-TUNやな!」と言われてただけある。

最後にMステで花束を貰ってKAT-TUNを終える田口くんは本当に素敵だった。寂しいし辞めてほしくなかったけど、ちゃんとバイバイ出来たことは良かったなと思う。

 

KAT-TUNが3人になった。

 

KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10Ks!"」が幕を開けた。私は今回遠征できなかったから初日はレポをワクワクして待ってた。最初に流れてきたレポで見たのが「海賊」という文字だった。瞳孔が開いた。「やりやがった!!!!!!」とむちゃくちゃテンション上がった。鼻息も荒くなった。海賊がテーマのコンサートは8年ぶり3回目。KAT-TUNには海賊が似合う。もう一度言う。KAT-TUNには海賊が似合う。

実際に私が参戦したのは東京3日間。

求められていることを理解して、自分たちがやりたい事もやる。今回やりたくてもやれなかった事ももちろんあるだろうけど、需要と供給がガッチリはまってる感じがした。

「充電期間前、最後のライブ」というのはもちろん事実なんだけど、それ以上に立派な「デビュー10周年記念ライブ」だった。

そのライブでは曲はもちろんのこと、曲間のおふざけタイムまで過去にやったものを持ってきた。TEN-Gや中丸クリニック、ボイパのコーナーでさえも。いちいちコーナーの説明をしていたのは初めてKAT-TUNのコンサートに来た方にも分かる様にという配慮だったのだろう。ちゃんと年数も言ってたからどのコンサートDVDに入っているか分かり易いよなぁと感心してしまった。

最大の魅せ曲「UNLOCK」ではかっこよすぎて泣く、という展開に自分で驚いた。あのレーザーの海、水柱、爆発を見て「ガッゴイ〝イ〝ーーーー…」って言いながら泣いた。

10Ks!は今まで私が参加したコンサート(2007年以降)の中で一番優しさで溢れたコンサートだったように思う。初めて来た方、一度でもKAT-TUNを応援した事がある方、ずっと応援してきたファン、すべての方を優しさで包み込んでた。

 

最終日の公演は、何ともいえない特別な空気があった。

どう表現したらいいか分からないけど、KAT-TUNもファンも「やってやる」って気持ちだったんじゃないだろうか。開演前から今まで感じたことの無い一体感があった。コンサート中はKAT-TUNはファンへ、ファンはKAT-TUNへの感謝の気持ちや愛情を終始ぶつけ合っていた。

いろんな場面で涙したけれど、最終日アンコールで「泣くなよ!」「笑え!」ってKAT-TUNが言ってくれたから、泣いた所為でほぼスッピンに戻っても笑顔でいれた。

トリプルアンコールでリアフェを歌ってくれた後、「もう一回!もう一回!」ってコールが巻き起こった。それに対して「俺たちをあんまり困らせるなよ」ってまんざらでもない表情で言う3人がめちゃくちゃ可愛かった。

そして最後のアンコールに選ばれたのは「Peacefuldays」。これは最高の選曲だったと思う。「絶対に戻ってくるからな!」と誓いは立てるけど、今までしてきた「また必ずここで会おう」というハルカナ約束を、敢えて彼らはしなかったのだ。とてもKAT-TUNらしいじゃないか。

最後の最後に歌ったPeacefuldaysは今まで見てきたそれの中で一番の盛り上がりだった。「K・A・T・T・U・N!」と、ただひたすらに大好きな彼らの名前を叫んだあの一体感は何物にも代えがたい最高の時間だった。

この一体感に感じた幸せも、3人の笑顔も涙も、抱きしめ合う姿も、きっと忘れないだろうな。

 

5月1日の公演でKAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10Ks!"」は幕を閉じ、KAT-TUNはグループとして充電期間へ突入した。

それを皮切りに私のTwitterのTLは過去映像・過去画像・過去エピソードのオンパレードになった。そして現在進行形でなっている。ちょっとちょっと…、めちゃめちゃ楽しいんだけど…!みんなだけでまた時空の旅へ出航してたの…?!私も混ぜてっ…!!!!

私がファンとして居心地の良い空気感はこれだ、と思った。赤西くんがKAT-TUNを抜けた時、もう赤西担である自分はここに居場所が無いとすら感じてた。どれだけ他のメンバーを好きでいても、自担はそこにいないからだ。

でも今は人数関係なくKAT-TUNというグループを愛して、思い出したり懐かしんだり盛り上がったり新しい発見をしたりして、ファンがそれぞれに楽しく過ごしてる。この現状を見て、まだ少しだけ残っていた「申し訳なさ」がすべて消えた。もちろんTwitterのTLなんて自分で作るんだから、如何様にも出来るのだけれど、私のTLはいつだって前向きで楽しい。

もちろん辞めた人達を許せない方が一定数いるのは分かってる。Twitterとかで「脱退担はお呼びでない」とか「A担お断り」とか未だに言われてるのも知ってる。それを見てちゃんと傷ついてますよ。あーそっかー、って傷つく必要なんかないのにやっぱりどっかで傷ついたりするんです。

でもそれでも、私はKAT-TUNが好きだからまだ彼らを楽しく応援したい。

 

充電期間中、彼らが望んでいる様に個人の活動を追うのももちろん大事だけど、彼らと共にファンとして充電期間に入ろうというのもいいと思う。一旦見つめ直したり、別のグループを見てみたり、ここをゴールにしたり。それは個人の自由だ。

ただ、私も「KAT-TUNを好きでいたい」。

KAT-TUNについていけば素敵な景色がまた見れるはずだと信じてるし、私はKAT-TUNのホームである東京ドーム公演が世界で一番大好きだから、またKAT-TUNのファンとして東京ドームに帰ってきたい。だからそう出来るように彼らを応援したい。いつかのKAT-TUNに恥じない自分でいたい。

 

KAT-TUNを好きになって10年。楽しい事も悲しい事も、上に書いたようにいろいろあったけれど、でもずっと幸せだった。

赤西くんを好きになって、KAT-TUNを好きになって、赤西くんがいなくなっても好きでいさせてくれるKAT-TUNがいて。 本当に幸せだ。

10年、KAT-TUNという船を降りずに、一緒に乗り続けてきて良かったと心から言える。

 

 亀が最終日の挨拶で「未来を作り続けていく」と言っていた。

さて、これから向かっていく未来、どんなものにしていきましょうかねぇ。

 

「何で辞めちゃうの」という疑問はもう捨てた。

田口くんがKAT-TUNを抜けると11月24日の生放送で発表してからもうすぐ10日が経とうとしている。濃かった。とても濃く、悲しく、寂しい日々だった。その間も上田くんは舞台に立ち続けたり、中丸くんはロケに出ていたり、亀梨くんには新しいCMが決まったりと通常運転で毎日が過ぎて行ったし、私もいつも通り仕事へ行った。ちょっと意味が分からなくなりそうだった。え、これ本当の話?本当に現実に起こってること?みたいな。夢の中でさえもこんな話は嫌なのに、これは現実なんだって思うと何度だってうなだれた。25日の朝なんかは、私もつぶやいたがTwitterのTLが「現実だった」という文字で埋め尽くされた。こんな現実いらねぇよ、って思った。

 

現段階で田口くんは脱退する理由を明確にしていない。

田口くんが脱退する理由を言わない、言いたくない、言えない、というのはもう分かった。多分この先もそうだ。ならば私ももう理由など聞かなくていい。何を言われても納得なんかできないし、そもそも100%納得できる脱退の理由なんて無い。 

数日間抱いていた「何で辞めちゃうの」という疑問はもう捨てた。 

いつも全力で、しなやかなダンスと優しい歌声と最強ルックスを備えていて、演技の仕事もばっちりこなして、これからの活躍が一番楽しみだと個人的には思っていて、末っ子気質でメンバーもグループもずっと大好きで、そんなKAT-TUNの太陽がいなくなるのはどう考えたって寂しい。この寂しさは他の何かで補うことなんて絶対に無理だ。頑固な田口くんだからこそ覆りそうにもない「辞める」という事実を受け止めて、今はただただちゃんと悲しんで寂しいと思うことにした。それでも春まではKAT-TUNの活動を精一杯やっていくと言った田口くんを、信じて応援するということも決めた。

 

春までは。

 

多分その先の田口くんを応援する事は、今の私には出来ない気がしている。

またどこかで私の道と交わることがあったら、その時は応援させてほしい。

 

今は、春まで4人で活動してくれることを嬉しく思う。

私はその時が来るまでの4人の活動を楽しむと共に、これから「田口淳之介」と「4人のKAT-TUN」を失うのだということを目の当たりにして絶望しながらも、強く応援していきたい。その時まではどうか、みんな笑っていてくれ。さよならとありがとうと悲しみを伝えられる時間をくれてありがとう。春までよろしく。春って具体的にいつだよ。契約満了期日は決まってるだろ、とは思うけど。それまでは変わらずよろしくね。

 

 

KAT-TUN 様

来る 2016年3月22日はKAT-TUNデビュー10周年。

盛大にお祝いしましょう。一緒に。
私は準備出来てます。
10周年は1度しかないんです。派手にやりませんか。

待ち合わせは、東京ドームで如何でしょう。

 

11月24日、これ以上KAT-TUNKAT-TUNをやってほしいと願う事は残酷だと思った。もう無理だ、解散という道でもいい、とすら思った。でも3人がKAT-TUNを残したいと願うのなら、私はそれを応援したいしついていきたい。KAT-TUNが見たいと思う景色を一緒に見ていきたい。

2016年3月22日にKAT-TUNがどういうカタチになっているのかまだ分からないけれど、その瞬間のKAT-TUNを全力で愛したいと思う。

 

 結局のところ、私はKAT-TUNというブランドが大好きなのだ。

 

 

KAT-TUN楽曲の音域を調べてみた

以前私のTwitterのTLにすごく興味深い記事がRTされてきました。

そのブログ様がこちらです。(引用ダメそうでしたらお教えください。)

 

toufu26.hatenablog.jp

 

あ、これ私もやってみたい。と思い、私も耳コピKAT-TUNの楽曲を調べてみました。

今回はシングル発売順に24曲。定義は上記のブログ様に基づいて調べました。

・ピアノの真ん中(左から数えて4番目)のドを基準音とする

・コーラス、ハモリ、Rapは除き、主メロのみ対象(主メロがRapの場合は音程があるもののみ対象)

・最低音、最高音が複数回出てきた場合は最初のフレーズのみ表記

 

上記を踏まえた結果がこちら。

 (表1)

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(表2)

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いかがでしょう。わかりにくい部分もあると思うので以下ランキング形式でご紹介。

 

最低音ランキング

 

3位 ↓C#(↓ド#) 使用曲:RESCUE、Dead or Alive

2位 ↓C(↓ド) 使用曲:EXPOSE、FACE to Face

1位 ↓↓G#(↓↓ソ#) 使用曲:White X'mas

 

ホワクリがダントツの1位!!!!!!

 

これ本当に意外でびっくりしました。KAT-TUNシングルで唯一のバラードの中に最低音が潜んでいたなんて。ちなみに最低音が出てくるとこは亀ちゃんのソロパート。

 

最低音が一番多い音は↓E(↓ミ)で全7曲でした。

ホワクリの最低音を除けばそんなに低いと感じる音は多くない気がします。

 

 

最高音ランキング

 

3位 H(シ) 使用曲:喜びの歌、ONE DROPなど全6曲

2位 ↑C(↑ド) 使用曲:TO THE LIMIT

1位 ↑D(↑レ) 使用曲:In Fact

 

1位と2位、全く予想していなかった!!!あんなに何回もサビで高い音出してるのになぁ、In Fact。完全に盲点でした。

個人的にKAT-TUNはH(シ)の音を出しているイメージがすごくある。割と目立つH(シ)の音と言えば「CHANGE UR WORLD」の大サビ前の亀ソロの「CHANGE UR WORLD」や、「ONE DROP」の「BYE BYE 遠くぎた日よ」のところでしょうか。テレビやライブで聴くときに「頑張って出してる!」「やった!(音が)はまった!」って思う事が多い。

 

1番多い最高音はH(シ)とA#(ラ#)で全6曲ずつ。

しっかし高い。学校でやった四声合唱で考えるとアルトパートも余裕で歌えてしまうような音域。アルトって女子パートだよ…。

よくKAT-TUN自身も「KAT-TUNの曲は音が高いから!」って言ってたのホント正しいと思う。

あとこういう音を出している時、私は大体亀ちゃんの首筋を見ている。とにかくこの音の時の首筋が最高。よく上を見ながらこの音を出しているので。

 

個人的に面白かったのは「喜びの歌」と「TO THE LIMIT」の全体的な高さ。最低音が極端に高い。どうりでカラオケで歌いやすいわけだ!!曲調は真逆な2曲だけど、音域がほぼ一緒というのに驚いた。

 

今回ハモリは抜かしたけれど、ハモリも入れると結果は大幅に変わってくる。なぜなら平気で1オクターブ下で歌っている人がいるからだ。中丸さん、あなたですよ、あなた。たとえば「TO THE LIMIT」のBメロ。シングル以外では「SHE SAID...」なんかも分かりやすいですね。音域広すぎです。でもその低音がめっちゃくちゃ好きです。

最高音では、シングルという縛りを取れば「NEVER AGAIN」の赤西くんのあのフェイクがCD音源の中では最高音でしょう。さらにCD音源以外の曲も含めるならば2005年のライブDVD「海賊帆」に収録されている「GOLD(バラードver)」の赤西くんのフェイクがさらなる最高音になります。上の表じゃ足りない。全然足りない。表から飛び出す。

文字だけで表すなら「NEVER AGAIN」の最高音は↑↑C(↑↑ド)、「GOLD(バラードver)」の最高音は↑↑D#(↑↑レ#)です。

凄すぎて意味わからん。女性の私たちでも綺麗に出すのが困難な音域です。

 

この赤西くんの高音があったのできっと6人時代は全体的に音高かっただろうなと思ったりしたのですが全然そんなことなかったですね。平均的には変わらない。むしろ最高音は4人になってからという事実。上記の表に一応太線で区切りを付けてるんですけど、1~11枚目までは6人、12~21枚目は5人、22~24枚目は4人時代の曲です。

 

音域の広い中丸、ハモリが得意な淳之介、柔らかく歌えるたっちゃん、芯のある声を持つ亀ちゃん。

これから楽曲でも音域でも幅を利かせていい曲を歌っていってほしい。音域の分だけ音楽の幅は広がるからね!

 

・・・あ、ちょっと待って。

4人になってから2年経つけど、シングル3枚しか出てなかったのかよ!!!

シングルくれ!シングルもっとくれ!!