「何で辞めちゃうの」という疑問はもう捨てた。

田口くんがKAT-TUNを抜けると11月24日の生放送で発表してからもうすぐ10日が経とうとしている。濃かった。とても濃く、悲しく、寂しい日々だった。その間も上田くんは舞台に立ち続けたり、中丸くんはロケに出ていたり、亀梨くんには新しいCMが決まったりと通常運転で毎日が過ぎて行ったし、私もいつも通り仕事へ行った。ちょっと意味が分からなくなりそうだった。え、これ本当の話?本当に現実に起こってること?みたいな。夢の中でさえもこんな話は嫌なのに、これは現実なんだって思うと何度だってうなだれた。25日の朝なんかは、私もつぶやいたがTwitterのTLが「現実だった」という文字で埋め尽くされた。こんな現実いらねぇよ、って思った。

 

現段階で田口くんは脱退する理由を明確にしていない。

田口くんが脱退する理由を言わない、言いたくない、言えない、というのはもう分かった。多分この先もそうだ。ならば私ももう理由など聞かなくていい。何を言われても納得なんかできないし、そもそも100%納得できる脱退の理由なんて無い。 

数日間抱いていた「何で辞めちゃうの」という疑問はもう捨てた。 

いつも全力で、しなやかなダンスと優しい歌声と最強ルックスを備えていて、演技の仕事もばっちりこなして、これからの活躍が一番楽しみだと個人的には思っていて、末っ子気質でメンバーもグループもずっと大好きで、そんなKAT-TUNの太陽がいなくなるのはどう考えたって寂しい。この寂しさは他の何かで補うことなんて絶対に無理だ。頑固な田口くんだからこそ覆りそうにもない「辞める」という事実を受け止めて、今はただただちゃんと悲しんで寂しいと思うことにした。それでも春まではKAT-TUNの活動を精一杯やっていくと言った田口くんを、信じて応援するということも決めた。

 

春までは。

 

多分その先の田口くんを応援する事は、今の私には出来ない気がしている。

またどこかで私の道と交わることがあったら、その時は応援させてほしい。

 

今は、春まで4人で活動してくれることを嬉しく思う。

私はその時が来るまでの4人の活動を楽しむと共に、これから「田口淳之介」と「4人のKAT-TUN」を失うのだということを目の当たりにして絶望しながらも、強く応援していきたい。その時まではどうか、みんな笑っていてくれ。さよならとありがとうと悲しみを伝えられる時間をくれてありがとう。春までよろしく。春って具体的にいつだよ。契約満了期日は決まってるだろ、とは思うけど。それまでは変わらずよろしくね。

 

 

KAT-TUN 様

来る 2016年3月22日はKAT-TUNデビュー10周年。

盛大にお祝いしましょう。一緒に。
私は準備出来てます。
10周年は1度しかないんです。派手にやりませんか。

待ち合わせは、東京ドームで如何でしょう。

 

11月24日、これ以上KAT-TUNKAT-TUNをやってほしいと願う事は残酷だと思った。もう無理だ、解散という道でもいい、とすら思った。でも3人がKAT-TUNを残したいと願うのなら、私はそれを応援したいしついていきたい。KAT-TUNが見たいと思う景色を一緒に見ていきたい。

2016年3月22日にKAT-TUNがどういうカタチになっているのかまだ分からないけれど、その瞬間のKAT-TUNを全力で愛したいと思う。

 

 結局のところ、私はKAT-TUNというブランドが大好きなのだ。